北陸を代表する観光都市の金沢市|代行ナビ

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北陸を代表する観光都市の金沢市

記事公開日:2020年09月04日
最終更新日:2021年06月02日

金沢はどんな町?

金沢は北陸石川県の県庁所在地で、加賀百万石とうたわれた加賀藩の城下町として江戸時代から栄えて来ました。
江戸の武家文化と京風の公家文化が融合した独自の文化が花開いて、当時江戸、上方に次ぐ国内有数の大都市だったそうです。
第二次大戦中はアメリカ軍の空襲を受けなかったことから、伝統的な街並みが良く残っていて観光都市としても有名です。
兼六園、花街として栄えたひがし茶屋街、にし茶屋街、主計町茶屋街、長町武家屋敷跡などは往時の繁栄を忍ばせる人気観光スポットです。
また九谷焼などの焼き物や金箔、漆器、加賀友禅など伝統工芸でも有名です。
金沢は北陸地方を統括する国の出先機関や各企業の北陸支社が置かれることが多く、北陸地方の中心都市となっています。
金沢という地名は、昔金沢市郊外で芋掘り藤五郎が山芋を洗っていたところ、砂金が出たので「金洗いの沢」と呼ばれるようになったという伝説に由来するようです。
戦国時代、一向一揆の本願寺の拠点であった金沢御坊が織田信長家臣の佐久間信盛により攻め落とされて金沢城が築城されました。
その後、前田利家が入城して加賀藩の基礎を築きました。
利家の後を継いだ利長は関ケ原の戦いの後、大幅に加増されて大名となりましたが、前田家は徳川家に警戒されないよう、京都から職人を呼ぶなどして文化芸術や工芸を奨励し、独自の加賀文化を育てました。

金沢の繁華街は?

金沢の繁華街といえば、香林坊、片町エリアでしょう。
大型商業施設や百貨店が立ち並び、多くの人で賑わうこのエリアは金沢を代表する繁華街といってよいでしょう。
もう一つは武蔵ヶ辻・近江町エリアです。
こちらは金沢の台所として栄えた近江町市場を中心とした、より庶民的なゾーンです。

香林坊・片町

香林坊という町名は、比叡山の僧であった香林坊が還俗してこの地に住み、目薬の製造販売で財を成したということに由来するようです。
江戸時代から商業が盛んでしたが、明治時代に旧制第四高等学校が開校したことから学生向けのカフェや映画館ができて賑わうようになり、北陸一の繁華街になりました。
戦後一時期、隣町の片町に町の中心が移りましたが、昭和61年に地元大手百貨店が片町から香林坊に移って以来、再び香林坊が金沢一の繁華街になりました。
香林坊交差点付近には大型商業施設の他、有名ブランドのブティックやセレクトショップが多く、流行の先端を走るハイセンスな街です。
メインの通りを一歩入った「せせらぎ通り」には飲食店が密集しています。近くには駐車場もたくさんあり、代行を利用される方も多いようです。
片町は香林坊と犀川の間に位置するエリアで、金沢では香林坊と一、二を争う繁華街です。
昼間はショッピング街として賑わいますが、夜は金沢一の飲食店街として深夜まで人通りが絶えることはありません。
ミシュランの星付きの店が9軒もあるグルメタウンであり、バーやスナックなどが数多く集まる北陸一のナイトタウンとしても有名です。
片町の隣にある竪町は金沢の流行をリードする若者の街、ファッションの街です。
犀川と並行する430mの通りには200もの個性的な店が立ち並んでいます。
江戸時代は周辺の住民や武家の生活用品などを売る店が集まっていたようです。 現在も当時と道幅は変わらないそうです。

 

 

 

 

 

 

武蔵ヶ辻・近江町市場

武蔵ヶ辻は香林坊などに比べると庶民的な、いわば普段着の街といえるでしょう。
江戸時代からあった金沢城下の三差路周辺に発展して来た商業地で、戦前に大手百貨店ができたことから金沢の中心的な繁華街として発展して来ました。
近江町市場は武蔵ヶ辻の南東に古くからある市場で生鮮食料品を中心に170もの店が立ち並び、金沢市民の台所として親しまれて来ました。
近江商人が作ったのが名前の由来だそうです。

 

 

 

 

金沢の見どころは?

金沢の名所といえば何と言っても兼六園でしょう。
水戸の偕楽園、岡山の後楽園とともに日本三名園といわれています。
兼六園は国の特別名勝で、前田家歴代藩主が長い年月をかけて作庭した大名庭園で、約3万5000坪の広い園内に池や曲水などを配した回遊式庭園です。
兼六園の名前の由来は、宋代の書物に書かれた両立しがたい六つの景観(六勝)、すなわち「宏大」と「幽邃」、「人力」と「蒼古」、「水泉」と「眺望」を全て兼ね備えているということだそうです。
ひがし茶屋街はかつて東の廓と呼ばれた花街で、江戸時代から明治にかけて作られた古い町家建築は国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されています。
石畳と古い町家の風情ある街並みは古都金沢の情緒が楽しめる人気スポットで、和菓子や雑貨を扱う店、カフェや土産物屋などが立ち並び、多くの観光客で賑わっています。
主計町茶屋街はひがし茶屋街の近くにあり、ひがし茶屋街、にし茶屋街とともに金沢の三大茶屋街といわれています。
にし茶屋街は香林坊の近くにあり、江戸時代は西の廓と呼ばれて栄えました。花街には珍しい洋風建築の西検番事務所は国の有形登録文化財に指定されています。
長町武家屋敷跡は香林坊に近い、主に中級武士の屋敷跡で、昔ながらの土塀や石畳が残る街並みは伝統環境保存区域及び景観地区に指定されています。

以上のように金沢は北陸を代表する観光都市で、昼も夜も多くの人で賑わっています。
一度是非遊びに行かれてはいかがでしょうか。

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