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東大阪市ってどんな町?

記事公開日:2020年08月25日
最終更新日:2021年06月02日

 

東大阪市ってどんな町?

東大阪は大阪府の東部、中河内地域の人口50万の中核市で、大阪市、堺市に次ぐ大阪府第3位の都市です。
市内に花園ラグビー場を擁するラグビーの街として有名です。
またいわゆる町工場が密集するモノづくりの街としても有名で、高い技術力を持った中小企業が数多くあります。
江戸時代には大阪の豪商によって新田開発が行われ、木綿の産地として全国的に有名でした。
明治から大正にかけて鉄道網が整備され始めてからは、次第に農村から都会へと変貌を遂げました。
1967年に布施市、河内市、枚岡市が合併して東大阪市になりました。
市内にはJR、近鉄、大阪メトロの各線が走り、全部で26もの駅があります。
そのうち乗降客が最も多いのは布施駅で、近鉄大阪線で大阪の難波まで10分という便利さと近鉄大阪線と奈良線の分岐駅ということで、周辺には多くの飲食店や商業施設があります。

東大阪の繁華街は?

東大阪の繁華街といえば布施でしょう。
上記の通り交通の便が良く、駅前には大手百貨店をはじめ、商業施設が立ち並んでいます。
また下町らしい商店街もたくさんあります。
河内小阪、長田、高井田、河内永和、荒本等各駅周辺にもいくつか飲食店があります。
商店街としては瓢箪山駅前にいくつか大きな商店街がある他、石切神社参道、八戸ノ里などにもあります。

布施駅周辺

布施駅周辺は元々明治時代に布施村と呼ばれていた集落でしたが、大正時代に布施町となり、大阪電気軌道布施駅ができた頃からモノづくりが盛んになり、商業も発展してきました。
最近も駅前に大型の複合商業施設が開業し、存在感を示しています。
また古くからある下町の商店街もイベントを企画するなどして活性化を図っています。
駅南西の「布施戎神社」は昭和29年に西宮戎から分祀されたもので、毎年1月に行われる「布施戎」は多くの人で賑わいます。
布施には庶民的な飲食店が非常に多く、居酒屋の他、回転寿司発祥とされる大手回転寿司チェーンの本店などバラエティに富んだ店が立ち並んでいます。
商店街には昭和レトロな大衆酒場も多く、人気を集めています。
地元の人だけでなく、遠くから通う常連客も多いそうです。
布施駅の北西部にある足代新町はかつて花街だった地域で、今はスナック街や愛染横丁という飲み屋街などがあります。
2019年9月に布施駅前商店街の一角に新しいスタイルの宿泊施設ができて話題になりました。
空き店舗を改装して簡易宿泊所として提供し、宿泊客は商店街の飲食店などを割安で利用できるというものです。
布施駅前商店街も他の商店街と同様、郊外型大型店の出店や店主の高齢化などの影響により、空き店舗が出て来ています。
それを何とかしようという取り組みの中で、オフィスなどのリノベーションを手掛ける会社が空き店舗を利用した「街ごとホテル化」計画を提案して来たそうです。
この会社は前年に大阪市此花区西九条に同様のコンセプトでホテルをオープンして、一定の成果を上げたそうです。
布施の場合、モノづくりの街ということで内装も町工場のイメージでデザインしたということです。

瓢箪山駅周辺

瓢箪山駅周辺には4つの商店街があり、そのうちサンロード瓢箪山は昭和23年日本で最初に国道にアーケードを設置した商店街です。
全国には衰退してシャッター通りとなる商店街が多い中、瓢箪山商店街は高齢者向け宅配事業など様々なアイディア企画を打ち出し、活性化に成功しているそうです。

東大阪市の見どころは?

東大阪市の見どころといえばまず「石切劔箭神社」が挙げられます。

 


 

 

石切劔箭神社は「石切さん」、「でんぼ(腫れ物)の神様」として親しまれ、お百度参りで有名です。
駅から続く1kmの参道には占いの店や食堂などが並び、タイムスリップしたような独特の雰囲気があります。
「花園ラグビー場」は昭和4年にオープンし、毎年全国高校ラグビー大会が行われ高校生ラガーの聖地になっています。
スタジアムは3万人を収容し、国際試合やジャパンラグビートップリーグの試合も行われ多くの人が訪れます。
「枚岡神社」は生駒山の麓にあり、河内国一ノ宮とされています。
明治以降は官幣大社になり、全国でも有数の格式の高い神社です。
後に奈良の春日大社に一部分祀したことから「元春日」とも呼ばれます。
ふとん太鼓の宮入や地車の曳航が勇壮な秋祭りは、毎年多くの人で賑わいます。
河内小阪にある「司馬遼太郎記念館」は、「竜馬がゆく」などで知られる作家の司馬遼太郎を記念して司馬氏の自宅に隣接して作られた記念館です。
建築家の安藤忠雄氏の設計によるコンクリート打ちっぱなしの建物で、内部には壁一面に約2万冊の書籍が並べられた高さ11mの書棚があり圧巻です。
雑木林風にしつらえられた庭からは、執筆中の雰囲気そのままに保存された司馬氏の書斎を窓越しに見学することができます。
「鴻池新田会所」は江戸時代の1707年に、大阪の豪商鴻池善右衛門宗利によって建てられました。
善右衛門は大和川の付け替えと新田(新しい耕作地)の開発を請け負い、各地に新田を作りましたが、1705年に開発された鴻池新田はその中でも最大のもので200haもの広さがありました。
会所は新田の小作人からの年貢の徴収と幕府への納入、田畑や道路などの維持補修、幕府や鴻池家からの命令の通達などが行われ、役所のような機能を持っていました。
敷地は国の史跡、本屋や屋敷蔵などは重要文化財に指定されています。

 

以上のように東大阪市は大阪河内地域の活気ある街で、中心都市の布施は大勢の人で賑わっていて安くておいしい店がたくさんあります。
皆さんも一度遊びに行かれてはいかがでしょうか。

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