飲酒運転撲滅に向けた強化取組
いわき市を含む福島県では、2025年に入り交通事故が増加傾向にあり、7月上旬時点で1760件、前年より300件以上も多く発生しています。特に深刻なのが飲酒運転による事故で、すでに死亡事故が5件発生しています。こうした状況を受け、警察は取締りを強化。福島警察署・交通第一課の菊田修朗警部補も、「飲んだら運転しない・させない」を徹底するよう市民に呼びかけています。
▶️ 夏の交通事故防止県民総ぐるみ運動【福島ニュース】
夏の交通安全運動と地域の連携
福島県では2025年7月16日から25日までの10日間、「夏の交通事故防止県民総ぐるみ運動」が実施されています。スローガンは「大丈夫 一番危険な思い込み」。いわき市でも広報活動や街頭キャンペーンが展開され、自転車の安全利用や子ども・高齢者の事故防止に焦点を当てた取り組みが進んでいます。
地域と家族で守る交通安全
筆者が参加した市内の交通安全教室では、親子連れが交通ルールを再確認する光景が見られました。交通事故は一瞬の油断から起きます。家族でルールを話し合うことが、地域全体の安全意識を高める第一歩です。いわき市は広い分、運転機会も多い地域。だからこそ、1人ひとりの意識が安全な街づくりにつながります。