しゅうなんブランドが特産の周南市
最終更新日：2021年06月16日
周南市には独自のしゅうなんブランドがある
周南市は、山口県の東部に位置し、かつての長州藩の支藩としての徳山藩・岩国藩として賑わいました。
もっとも栄えた藩主の毛利家や吉川家の貴重な文化遺産が残っています。
周南市は、中国山地に面し、田園地帯が広がる北部地域と瀬戸内海に沿った温暖な気候の南部地域があります。
里や海との距離が近いので、週末にはそれぞれのエリアで自然を生かしたレジャーや、農家レストランやカフェなどの食を楽しめます。
四季折々の風景とおだやかな気候に恵まれています。
また、山陽新幹線や高速道路により、交通環境も優れ、一般道路は整備が行き届いています。
今回はそんな周南市にある4カ所の観光スポットと名物をご紹介します。
周南市徳山動物園
周南市徳山動物園は、徳山藩主毛利氏の屋敷があった場所に建っており、園内には毛利氏ゆかりの史跡が残っています。
春には、桜の名所としても有名です。
高速道路が近くを通っており、交通アクセスも良く、動物たち間近で観察できるように展示する工夫がされています。
スリランカ象のナマリーとミリンダを見られます。
園内は、現在リニューアルを進めており、動物たちとふれあえる「るんちゃ♪るんちゃ♪」、屋内学習施設である自然学習館「ねいちゃる」、ウォークイン施設である「野鳥観察所」と多くの学べる施設を作りました。
今後も独特な施設が開設され、毎年動物園へ足を運んでもらうための努力を惜しまない素敵な動物園です。
石船温泉
川のせせらぎを聞きながら、日頃の疲れを癒してみてはいかがでしょうか。
錦川のほとりの高台にある静かな温泉で、日帰り入浴可能な温泉施設です。
湯は源泉かけ流しで、内湯とサウナ利用もできます。
露天風呂は、男性が奇数日、女性が偶数日に入浴できます。
泉質は単純弱放射能冷鉱泉で、リウマチ性疾患、痛風、動脈硬化症、高血圧症に効能があります。
湯野温泉
湯野温泉は周南の西部、夜市川に沿った小盆地にある温泉郷。
ラジウム含有量が多く、日露戦争当時に多数の負傷者が療養した頃から、湯治場としても人気です。
現在山口県内において湯田、湯本と並び防長３名湯としても名高く、全国各地から訪れる客もたくさんいます。
川のせせらぎとのどかな雰囲気が漂い、温泉宿も日本風で風情があり、新鮮なフグ刺しなど周南市の名物も味わえます。 泉質は含弱放射能-アルカリ性硫黄温泉で、胃病、神経痛、リウマチ、皮膚病、切り傷、婦人病に効能があります。
道の駅 ソレーネ周南
道の駅「ソレーネ周南」は、周南市の西の玄関口として、利用者が快適に休憩できる場所です。
ソレーネ周南には、道路や観光情報、周南ブランドである「しゅうなんブランド」を市内だけではなく、全国に発信する目的があります。
また、周南市のアピールはもとより、農林水産業の振興や地域の活性化も目的としています。
そのため、周南市の特産物販売や、地産地消をテーマにした飲食店があります。
次は自然豊かな土地で育った周南の名物について紹介していきます。
周南市にはしゅうなんブランドがある
しゅうなんブランドとは、「周南市ならでは」「周南市らしさ」「周南市の良さ」といった市の資源・特性を活かし、個性と魅力を持った正真正銘の周南の産品ことです。
数あるしゅうなんブランドの中でおすすめの商品は「徳山巨峰ＳＵＧＡ～ＮＥ」です。
徳山巨峰ＳＵＧＡ～ＮＥ２０１９は、2019年に収穫した山口県周南市須金産の糖度が高い巨峰ぶどうを100%使用し、サッポロビールが岡山ワイナリーでワインの仕込みから充填までを一貫して低温で管理して製造されました。
フルーティな香り、やや甘口で酸味と甘みが調和したコクがあるのが特徴のロゼワインです。
多くの方から好評されているワインは現地に行かないと手に入れるのは難しいです。
商品の実力を確かめるために、周南に出向いてみるのはいかがでしょうか。
他にも鹿野わさび・八代みそ・キウイフルーツ・じねんじょ・さといも・山代手漉き和紙・徳山ふぐ ・高瀬茶・つるの里米・はなっこリー・このわたなどたくさんの美味しいものがブランドとして認定されています。
以上のように、「西の京」とも言われる山口県にある周南市内には多くの観光地があります。
自然豊かで温暖な気候が特徴のため、山の幸や海の幸をはじめ、ご当地グルメも盛りだくさんです。
特に独自のブランドである「しゅうなんブランド」にも多数の種類の食材があります。
今回紹介しなかった他の観光地には、目を見張るほどの絶景や、日本屈指の大鍾乳洞、史跡、はては水族館や動物園などの様々な観光スポットがあります。
山陽新幹線や高速道路により、交通環境も優れ、一般道路は整備が行き届いており、駐車場もあるので、 「しゅうなんブランド」を満喫したあとは、運転代行を利用する選択肢もありです。
素敵なしゅうなんライフを過ごしに、周南へ出かけてみてはいかがでしょうか。
